副将軍(茨城)
『副将軍』は、『鼓山』の酒銘でも知られる水戸の明利酒類(蔵元・松本猛)の誇る芸術品の名にふさわしい名吟醸酒です。
『特選街』誌(昭和57年5月)の全国吟醸酒コンテストでも、かの熊本吟醸の名酒『香露・大吟醸』と並んで『副将軍・大吟醸』は堂々とベスト5入りを果たしました。
かたや『香露』の酒蔵熊本酒造研究所は協会9号酵母の生まれたところ、そして『副将軍』の明利酒類は、協会10号酵母の発見者小川知可良技師が在勤した酒蔵だというのも、奇しき因縁。
やはり名酵母の蔵に名酒ありの好例といえるでしょう。
その『副将軍』、原料米は麹と酒母づくりに山田錦、掛米(注、あとで膠に加える蒸米)にはたかね錦を選び、精白は50%まで入念に磨きます。
酵母は発見者にちなんで別名「明利・小川酵母」といわれる10号を使います。